ドラマやSNSによって空前のブームになっている”サウナ”
健康ブームの追い風もあり、新しいサウナ施設も続々とオープンしています。
様々な施設で熱波やアウフグースのサービスも増え、知名度も急上昇!
人気熱波師のアウフグースは予約が争奪戦になるほどファンが多いとか。
そこで今回は「熱波師になるには」をテーマにお伝えします。
・熱波師になるにはどうしたらいい?
・熱波師に必要な資格はある?
・サウナで熱波やアウフグースをしてみたい!
熱波師(アウフギーサー)とは?
熱波師とは、サウナストーンに水やアロマ水をかけて上がった蒸気をタオルなどで扇ぐ人の事を言います。
アウフグースはドイツ発祥のプログラムであり、日本では別名でアウフギーサーとも呼ばれ、海外では”サウナマスター”とも呼ばれています。
熱波師の仕事内容
熱波師は”サウナ室でタオルを振るイメージ”が皆様の想像つくでしょう。
もちろん、タオルを振って風やパフォーマンスをします。
ですが、熱波師はサウナ室の管理(蒸気のコントロール)やお客様の体調管理など細かい部分を見ながらその時のコンディションに合わせて蒸気をコントロールしながら熱波を送ります。
サウナ室ではお客様の安全が第一!
熱波師(アウフギーサー)になるには?
サウナに興味を持ち、熱波(アウフグース)をやってみたい!と思う方も沢山いるでしょう。
熱波師の資格はありますが、必須ではありません。未経験でも始める事ができます。
では、具体的にどうしたら熱波師になれるのか解説していきます。
温浴施設に所属する
よくあるケースは温浴施設に所属する事。
熱波(アウフグース)に力を入れている施設も増えてきている為、温浴施設で働けばチャンスもあります。
特に学生さんなどは”学生アウフギーサー”が増えてきており、中にはかなり稼いでいる方もいるとか。
社会人にはハードルが高いのも難点ですが、副業で温浴施設に働いている方もいるようです。
アマチュア熱波師になる
普段は会社員で本業の仕事をこなしつつ、副業でアマチュアで熱波師になる方も多いです。
扇ぐ施設は毎回変わったりしますが、人気が出てくると施設から依頼も来ます。
アマチュア熱波師によるイベントも行う施設が増えて来た為、初心者が扇ぐハードルが下がってきたのが現状です。
ですがスキルを磨く点では独学になってしまう部分がデメリットになります。
熱波師に向いている人
ではどのような人が熱波師に向いているのでしょうか?
熱波(アウフグース)を行う上で大事なことを踏まえて解説します。
サウナの知識が豊富な人
熱波(アウフグース)を行う上で必要なのが”知識”です。
タオルや団扇で風を送るだけではなく、ストーブの構造やサウナ室の構造など様々な面での知識が必要です。
知識がある上で気配りやトークスキルも必要です。
体力がある人
高温のサウナ室で行うアウフグースは体力が必要です。
自身がバテてしまいお客様に不安を与えてしまうのはご法度。
しっかりと体力をつけ、サウナ室の温度にも慣れるのが良いでしょう。
人を喜ばせるのが好きな人
アウフグースはお客様へ”おもてなし”をする事と言えます。
海外ではサウナマスターと呼ばれ、名前の通りサウナ室の「マスター」です。
お客様に喜んでもらい、満足してもらう為にはどのようなおもてなしをするのか考え構成を組み立てます。
サウナを通じたお客様とのコミュニケーションも大切です。
状況判断が的確に行える人
サウナでは体調不良を起こしてしまう人も残念ながら少なくはありません。
体調の優れない人に対し、時には漠然と退出を求める機会があります。
また、サウナ室のコンディションを確認しロウリュの量や時には状況に応じた対応も必要になるでしょう。
サウナの知識を活かしながら的確に状況判断が出来る人が向いていると言えます。
熱波師(アウフギーサー)の給料は?
ここで気になるのはやっぱり”お金”の話。
今回はお給料についても解説します。
月給または時給
施設に所属している熱波師は業務のひとつとして熱波(アウフグース)サービスをお客様に提供します。
正社員であれば月給、アルバイトの方は時給。
熱波をした回数=1回の単価ではないです。
場数を沢山踏む事が出来る事や同僚の熱波師からアドバイスを受ける事ができるのでメリットも沢山あります。
イベント出演
熱波(アウフグース)イベントに出演してギャラを貰う熱波師もいます。
施設から呼ばれる方や、知名度のある方は自ら営業したりと芸人に似ている部分があります。
報酬は1回熱波送るごとの契約や、完全歩合制があり施設によって様々です。
お客さんが呼べる熱波師と駆け出しの新米熱波師では貰える金額に開きがあります。
イベントに呼ばれる熱波師は一握り。
以前に比べると沢山の熱波師が増え、自身のブランディングが大事でしょう。
熱波師(アウフギーサー)の資格や検定は必要?
熱波師になるには資格は必要ありません。
ですが、検定などの資格は存在するのでご紹介します。
必要なのはお客様の安全管理と技術です。
熱波師検定
日本サウナ熱波アウフグース協会が運営しているJSNA熱波師検定があります。
熱波師検定B・SUS(ステップアップセミナー)・Aまであり、座学と実技の講習を得て認定証がもらえます。
アマチュアの熱波体験が行われている施設では、熱波師検定Bが必要になるケースもあります。
まとめ
いかがでしたか?
熱波師になる為には様々な方法があると思います。
これから熱波師を目指す方の参考になれば幸いです。
これからも素晴らしいサウナライフをお過ごしくださいね♪